アメリカのコメディアンは独自の笑いのスタイルを持っている人が多いです。その中でも特に個性的な一人がザック・ガリフィアナキス(Zach Galifianakis)。映画『ハング・オーバー!』シリーズで毛むくじゃらでぽっちゃりのアラン・ガーナーを演じたあの人です。
彼のスタイルの一つが、間が悪い・空気読まない面白さ(inappropriate humor)です。
コメディサイトのFunny Or Dieの動画Between Two Fernシリーズで、ザックが豪華ゲストを招待したトークショーで思いっきり空気読まないホストを再現しています。
次の動画はシャーリーズ・セロンがゲスト。いきなりシャーリーズの名前の呼び方を間違えると、シャーリーズが病気の犬のことを真剣に話している最中に、スポンサーのゲームを宣伝しようとしたりします。
しまいには、シャーリーズが自分に気があるんじゃないかと思い始め、シャーリーズに太ったガーデン・ノーム( garden gnome)みたいだと大笑いされてしまい、気を悪くして”I hope your dog dies.” と吐き捨てます。(下の写真がガーデン・ノームの例)
ちなみに動画の字幕が下記のリンク先の動画の説明文の最後のMore Infoをクリックしてその中のTranscriptionのセクションで見ることができます。
Charlize Theron – Between two ferns with Zach Galifianakis
このサイトにはシャーリーズ・セロンの他にも、ナタリー・ポートマンやジェニファー・ローレンスといった女優や、ブルース・ウィリスやベン・スティラーなどの大物俳優が登場する動画もありますが、だいたいみんな同じ感じで、ザックが失礼で全く空気読まないトークを展開して最終的にはゲストと気まずい雰囲気になってそのまま終了…といった、かなりシニカルなコメディ動画になっています。