アップルの創業者スティーブ・ジョブズ。彼ほどビジネス界で英雄視されている人はいないでしょう。彼が2005年にスタンフォード大学の卒業式に招かれた際の次の演説は、多くの人を感動させ、亡くなった今もなおしばしばメディアで取り上げられます。
12:30あたりで、彼はこう語りかけます。
“Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of other’s opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”
「君の時間は限られている。だから他人の人生を生きて時間を無駄にしちゃいけないよ。他人の考えに沿って生きなきゃという固定観念にとらわれちゃだめだ。 人の意見に自分の内なる声をかき消されるな。そして何よりも、自分のハートと直感に従う勇気を持て。本当は何になりたいか、君は既に知っているから。他の全ての事は、二の次だ。」
彼のこの信念は、既に1997年に放映されたアップルのコマーシャルにも表れています。実はこのコマーシャルは、最初スティーブが自らナレーションしたバージョンと、プロの俳優がナレーションしたものと二つ作成したそうです。このコマーシャルが流れる日の朝に、スティーブは俳優がナレーションしたバージョンを採用することにしたそうです。次の動画は、放送されることのなかった、スティーブ自身の声によるバージョンです。
“Here’s to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square holes. The ones who see things differently. They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo.
You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. But the only thing you can’t do is ignore them. Because they change things. They push the human race forward.
While some may see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.”
「頭がおかしいやつらについて一言。 はみ出し者、厄介者、問題児。四角い穴に入らない丸い杭。人と違った見方をするやつ。彼らはルールが嫌いだ。現状に何の尊敬の念も抱かない。
彼らの言うことを広めたり、反対したり、褒めたりけなしたりできる。 でも、決して無視することはできない。なぜなら彼らは変革をもたらすから。彼らは人類を前進させるから。
頭がおかしいやつだと思う人もいるが、我々は彼らは天才だと思う。世界を変えられると信じるほど頭がおかしいやつが、本当に世界を変えるから。」